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吉本哲郎さん、地元学。

水俣の吉本哲郎さんを初めて森風に招いて、本当に久しぶりに、地元学フィールドワークをやった。
百合さんは初めて会う吉本さんに、「ああ、何か70年代の匂いがするわー」とストレートなご挨拶。確かに、吉本さんのようなひとは昔、周囲にいたよなと私も思った(今、いないなあ)。そこに居るだけで強烈な空気感が漂っている。煙草はずっと手から離れないし。冗談でなごませておいて、ぽそぽそっとささやくように、本当に大事なことを、速射攻撃する絶妙なタイミングの良さ‥。これは効く。極度の照れ屋でもある(と私は見ている)。

吉本さんと初めて出会ったのは、もう10年ほど前のこと。あやしい面々のたむろする陸前高田の風工房で、だ。私は当時、公共事業の抜本的やり直しとなるミュージアム建設事業を担当していてそれこそ、明日が見えずに呻吟していた。その時初めて会う私に彼はこんなことを言った。よそ者がまちづくりの先頭に立つのは、ロープの上を綱渡りするのといっしょだ。常に先を示すことができなければ飽きられ捨てられる。道化師みたいなもんだ。というようなことを私の目を見て予言するみたいに言ったような気がする。(この時のことは彼は憶えていないらしい)
たぶん、私がロープから落ちそうであぶなっかしかったからなのかも。
それから、もうひと言。吉成、いつも、ユーモアを忘れるなよ、と。彼の言葉で、私は自分の中にあるものと出会ったから忘れていないということなのかもしれない。

あれから10年。私の胸に刻まれた言葉たちである。
地元学は、ノウハウややり方がどうかは実はどうでもいい気がする。

今回、彼流の地元学を目の当たりにしてこんなことを思い出した。地元学はまったく古くない。ちょっと触れてみただけでわかった気になることを戒めたいと思う。岩手でブームになり、そして無くなってしまった地元学が、また始まる。始めるんだと思った。ここ、葛巻から。

新しい森と風のがっこうの始まりでもある。
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