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今日はオープンデー

畑でじゃがいも堀りを子どもたちとやって、茹でたのをバターで食べている。フライドポテトはあつあつ出来立てで美味しい。えほんアトリエから森に伸びた回廊にみんなで腰かけて。町内三校から集まった子どもたち。
葛巻町教育委員会さんと協働でこの会を始めてすでに11年目になる。毎月1回第二土曜日を中心に開催してきた。開校時は私が率先して子どもたちと川に飛び込んだり。秘密基地を作ったり、屋根に上って周囲を遥かに見渡すサルの気分になってみたり。最近は、若いスタッフに現場をまかせている。今日のオープニングの出し物はバイオガスとうんちの歌を、スタッフがAKB風に振り付きで熱演(怪演?)。子どもたちはあっけにとられて反応できず…。ミスマッチング!だが、おとなには受けていた。

この回廊が来週16日にはえほんフェスティバルのコンサート会場になると思うと感慨深い。まだ強い日差しを避けて、森を背景にゆらゆらと葉っぱの光と影が織りなす回廊コンサートももうすぐ、だ。森の中を探検する消しゴムスタンプラリーや、たくさんの絵本読み聞かせサークルのみなさん、えほんカフェ、雑貨の出店など、子どもと絵本好きなおとなにはたまらない、にぎやかなフェスティバルになる。
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森風えほんフェス開催!まであと2日

9月16日(日)まであと2日を残すのみ。昨夜、郡山(福島県)から戻ったのだが、校庭にはモバイルハウス(車輪が付いていてどこまでも動かせる家)が、フェスの手作りアーチも出来ている。すごい!研修生のちゃおをはじめスタッフ全員でがんばって準備を進めていた。
今年で2回目となる今回の目玉は、ショピンのボーカル野々歩さんの森のコンサートだ。改築中の森のアトリエから森へと張り出したウッドデッキで行う予定。えほんカフェではスイーツやランチも用意。ご家族でゆっくりのんびりとしてもらえるようにしている。森の中を自由にこびとさんを探す子ども消しゴムスタンプラリーも今年はお目見え。
それと、沿岸被災地の宮古市、大船渡市、野田村で長く活動を続けるえほんサークル3団体と個人で読み聞かせをするこむさん、震災絵本を描いた小松さんも登場する。
昨年のフェスは雨と嵐で川が氾濫。森が使えず急遽校庭に切り替えた。今年は天候も大丈夫そうなのでありがたい。

16日の岩手日報(なんと当日!)いわての風欄も見てみてください。フェスのこと、えほんアトリエ建設のことも書いています。それから私がなぜミミズコーチョー!なのかも。

みなさんのご来場を祈る気持ちでお待ちしています。みんな、来てね!

チラシは以下をクリックしてね。さいとうゆきこさんのかわいいデザインです。

チラシnaka
詳細はチラシPDFをチェック!

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森風えほんフェスが終わった!

昨年に続く「森風えほんフェスティバル」が無事終了した。
快晴。夏のような強い日差しを予感させる早朝。スタッフ総出で準備作業。ここまでの数週間、たくさんの若い力に助けられた。都留文科大学、明治大学、彩星学舎、むつみ高校…など、バトンタッチでえほんアトリエのウッドデッキ張り、フェスティバルのゲートづくり、そしてアトリエのデッキフェンスづくり、と枚挙にいとまがない。
そして森風スタッフの懸命な努力があって初めて迎えられた開催当日だった。今回私は企画段階を除いてあとのほとんどの作業をスタッフに頼んだので、彼らが実現したフェスと言っていい。
まずは、森の中に会場を移して絵本の読み聞かせ。校庭とはうって変わった木陰の涼しさにみんな元気を取り戻す。コムさん、あっぷっぷさん(野田村)、ぞうさんのミミさん(宮古市)と続いていく。読み手のみなさんが途切れることなくすごい集中力で支えている・川の音が聞こえている。いつ退場してもいつ入ってもいい自由参加方式だったのだが、長い時間だったけれど子どもたちはよく聞いていた。後ろのブランコで遊んでる子や川に入る子、こびとを探すスタンプラリーに興じている家族も居て、森風らしい。そうそう、ひとつにだけ固まる必要はないよなと私も思う。

私が独断と偏見で選んだえほん100選を校庭に並べて、子どももおとなもみんなで投票。コメントもそれぞれに貼ってもらったところで、私とコムさんが掛け合いでえほんを取り上げてコメント紹介した。お昼を過ぎるとすでにかなりの暑さ。夏みたい。

午後は、えほんアトリエの前の大きな木立の前のステージに会場を移して、おはなしころりんさん(大船渡市)の紙芝居からスタート。いい雰囲気。そしてコンサートの時間。
ここで野々歩さんと小田晃生さん(岩手の住田町のご出身)登場。野々歩さんはショピンのボーカリスト。あの、楽しい仲間が、ぽぽぽぽーん!の歌声で記憶にあるひとも多いだろう。昨年、東日本大震災支援コンサート(盛岡)の収益を沿岸の支援にと森風に寄付していただいたご縁が今回につながった。背後に森の広がる大木の元で、まるで北欧の妖精が現れたような美しさに見ている誰もが見とれる。その中を透明な歌声が響いていく。谷川俊太郎さんの作詞した歌や、早口言葉の歌など、コミカルあり、風刺あり、で子どもも飽きる気配もない。ときおり、葉のさえずりや揺らめきが影となって光となって、歌うふたりに注ぎ込んだ。
(光が当たっていたのは実は晃生さんの方で、終了後お客さんから野々歩と位置が逆だったらよかったのに!と言われたんだよなあと、晃生さんは笑いながら語っていた…)

そして第2部のえほんトークに続く。実はここからが本題。「今後の被災地の子ども支援とえほんの役割」についてのトークセッションを私の司会で行った。長くなるので、今日はここまでにします。…後半へ続く。
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えほんトーク

えほんフェスの続き、「えほんトーク」の中で考えたことをもう少し伝えたい。
今年は様々なご縁を得て、沿岸部の被災地から三つのサークル、あっぷっぷ(野田村)、ぞうさんのミミ(宮古市)、おはなしころりん(大船渡市)の方々をお招きすることができた。昨年はまだ混乱のただなかにあった現地の方々をお招きするのはまだとてもご無理と考えお声掛けを遠慮した。今年もどうかと思ったのだが、今後の被災地の子ども支援と絵本の役割について、そろそろみんなで話したいと思った。
それぞれに森の中で、えほんの読み聞かせや大型紙芝居をやってもらった。子どもたちはもう釘づけになってよく聴いていた。
そしてコンサート終了後、まだ暑い日差しが照りつける中、私とコムさん、小松さんと、あっぷっぷの小林さん、おはなしころりんの江刺さん、昔語りの下館さんの6名でトークの壇上に。(といっても森の入り口の木製回廊に座って)

3月11日以降、あっぷっぷさんの場合、代表の方が家を流されてしまい、自宅に収蔵していたえほんもすべて無くなってしまった中から、やっと再びサークルを立ち上げてきたお話には、私も聴いていて思わず涙が出そうになった。そして子どもたちのブックスタートのために活動を再開。新たな図書館も開館。児童書のコーナーも新たに完成。いよいよこれからである。これまでそれぞれに苦労されてきたことがよくわかる。
江刺さんのお話もすごかった。とても書ききれない。3月11日の後、さほどの日をおかずに避難所に居る子どもたちに読み聞かせに訪問に動いた体験。日頃から知っている子どもたちが、あっ、ころりんやっているの?と変わらずうれしそうに集まってきたエピソードにも気持ちを動かされた。地元で自分たちだって大変なさ中に、子どもたちのことを真っ先に考え動き出すその意思を私は本当にすごいと思うし、尊敬する。あの頃、おとなも不安で震えていたし、子どもたちは蚊帳の外だった。その時期にいつものように動いた江刺さんたちを子どもたちはどんなに喜んだことだろうか。
江刺さんのお話は、えほんだけにとどまらない。まちづくり、子どもの快適な環境を創り出すという展望を持ちながら復興に関わろうとしている。それがとても共感できた。
最後に、淡々と、震災をテーマにした自作えほんを小松さんが子どもたちに読んでくれた。これがクロージング。
それぞれの私たちの心を整えるように、静かに、第2回森風えほんフェスティバルは幕を閉じた。参加してくれた大勢のみなさん。ありがとう。

少しずつ、つないでいこう。えほんを通して、あったかい気持を集めていきたい。
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森のようちえんはからだまるごとナノダ!

えほんフェスに続いて、森のようちえん研修会(森とひとをつなぐ指導者・支援者研修)も終わった。講師の内田幸一さんは、長野市で三十年間、幼児園からスタートして、認定幼稚園、自然学校、私立の小中学校開校へと大きな展開をしている方だ。森のようちえん全国交流会で昨秋お目にかかったことが今回の研修会に結びついた。
県内はもとより、秋田、青森、仙台からも多様な参加者が集まった。牧場経営されている方、自然学校のスタッフをはじめ、幼稚園、児童センター、森林公園の管理者の方、ベビー講座を企画されている方など領域は広い。でも共通なのは誰もが真剣だということ。本当に森のようちえんを始めようと考えている。
この感じは昨年全国大会で感じたものとほとんどいっしょ。熱気に満ち溢れている。言霊のように、何か引き付けるものがこの言葉にはある。
夜の交流会も深夜に及んだ(らしい)。

内田さんの講義を聴いていて私がなるほどと思ったのは、彼の根底にある考え方だ。実に明快だった。就学前の子どもたちに必要なのは、早期教育や狭い能力開発を初めとした、学校での学習の前段階につながるものではないのだということ。ここは大事なポイントだ。系統的な教科学習が始まる小学校、中学校とは一線を画しているということ。
だから、子どもたちがガイドのもとで全員揃っていっしょに自然観察するというのとは違うのだという。根底にあるのは保育という考え方なのだ(バカボンのパパみたいだけど)。
なるほど。だいたい、子どもたちの関心や行動がみな揃う訳がない。寄り道も、一休みも全部ありだ。全身が好奇心の固まりであり、意識されている訳でもない、と私も彼の考えに共感する。
私は、からだまるごとで受け止める、向かい合う体験を森の中で重ねることで、子どもたちの心とからだが統合されていくことが、子どもの育ちには必要だと考えている。内田さんの保育観、子ども観と重なるところが大きいと思った。
今回集まった方々とも、子どもと向き合う上での価値観のところまで戻って確認が出来たことは、最大の収穫だ。この研修会は来年も継続する予定なので、今回逃した方はぜひ次回をお楽しみに。
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Author:吉成信夫
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