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週末はなんだか忙しい

森の生活スクールの初日とアトミックカフェがどちらも3日と森風には珍しく同一開催。カフェも開店中とあって、スタッフはみんなあたふた。私は子どもたちにあいさつ代わりに、左右に指で口を広げて、ぶ・ん・か・の・日。さあ、みんなで言ってみて!と、わけのわからない全員一斉挨拶をしてから、カフェ手伝いへ。今日の講師の大沼淳一氏は実は私の従妹。子どもの頃からたいへんお世話になったひとである。それがこんな形で講師に呼べるなんて本当に不思議だ。というかありがたい。科学的な見地を冷静に交えてこれほど語れるのも彼ならではかもしれないとあらためて思う。
翌朝、朝食を子どもたちと食べ、みんなの前で「うんち」の絵本を一発、食後に読む。大うけだった。おんちゃん、行ってらっしゃいーと子どもたちに見送られて、新幹線で八戸のこどもはっちへ。
(こどもはっちは、八戸市の子育て支援機能といろんな木製遊具と絵本のある出会いの広場。)
日曜日のはっちは大賑わい。特にもこどもはっちは親子連れ多数いて、入場時間制限中。これはすごい。廊下スペースでは別の親子ワークが開催されていてごった返し。はっち全館を空き時間にぶらぶらしたが、面白い。1階のミュージアムショップですかさず「ムーミンパパの名言集」を購入高校生とのワークショップは女の子ばかりだったけど楽しかった。ちょっぴり恥ずかしげな感じがいいなあ。夕方からは職員のみなさんと児童館やボランティアの方々との研修会を閉館後の静かになった板の間で実施。夜は職員のみなさんと夕食をともにしながらの懇親会。こどもはっちの気持ちの良い雰囲気や応対は、支えている職員さんのひたむきな情熱が支えているのだと確信する。

翌早朝、新幹線で森風へターン。遠野まごころネットのみなさんが研修に来てくれるのに合わせるため急がなくっちゃ…。(思わずオザケン、小沢健二の歌を口ずさみながら。古いか)。栗原市の議員さんたちも視察訪問に来られるはずだ。
なんか、今回は報告風のブログになってしまった。ごめんなさい。でも私には得たものがたくさんあった。いつかこれについてはまた別の機会に。
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スコーレの原義

昨日は盛岡スコーレ高校で全教職員対象に講演して来た。入試テストがないことや、パンやジャムなど生徒の手作り商品がお店に出荷されていたり、総合学科という単位履修制の岩手県内ではとてもユニークな教育を取り入れている私立の学校なので、以前から一度訪問させてもらいたいと思っていたことが今回やっと実現できる。
スコーレの意味はギリシャ語から取ったという。「学びながら遊び、遊びの中から学ぶ」と校長先生が話してくれた。なるほど。森風で私がいつも話すこととこれはまったく同じではないか。私はギリシャ語の原義を知らずに同じ言葉を使っていた!ことに本気で驚いた。ええーっ!そんなーという感じ。だって、子どもたちと過ごしていてそうとしか言えないとずっと感じていたからだ。スコーレには遊び、余暇の意味があるそうだ。これはギリシャ人の歴史を学ばないといけないかもしれない…。
私はかつて訪問したデンマークのフォルケホイスコーレ(生の学校)に影響を受けたのだが。これなら私の思ったままに話をしても聴いていただけそうだ(というかいつも私は遠慮なく思うままを話すしかできないのだが)。講演は加熱気味。まだるっこしくて椅子に座って話していられない。つい立ち上がって前のめりになってしまう。選択すること、未来をイメージすることがどんなにそれぞれの子どもにとって大切なことなのかを森風の事例を用いながら話させてもらった。生活からのまなびがどれほど大切なのかはこの学校の方向性とほとんど変わらない。聴いていた先生方は果たしてどう感じただろうか。

講演後、校舎内を案内してもらった。玄関を入るとすぐにガラス張りの明るい大きな部屋が目に入る。中心にあるここが食堂。週三回は生徒と先生がここでいっしょに昼食をいただくのだそうだ。
ホームスパンの機織り機がたくさん並ぶ教室や美術室、調理室の脇に専門教科の先生方の控え室がそれぞれにある。生徒が部屋をノックしやすい雰囲気がした。
別れ際に、選択がすべて、それがなければ学校生活が始まらないと述べてくれた校長先生の言葉が印象的だった。自由でありたい、主体的に生きることを希求する子どもたちにとって、受験知識詰め込み型の学校とは一線を画した貴重な学校だと思う。船山元校長、横田校長、鈴木先生、そして高原先生、ありがとうございました。
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未来への道

先日、遠野まごころネットの方々が森風を視察に来て、一日お話をする機会があった。昨日は、奥州環境フォーラム2012の主催イベントに招かれて、講演をさせてもらった。題は、「地下水脈にふれる—200年先を見ながら、一瞬の今を生きる」。こんな大仰な題にしたのにはヒミツが在るのだが、それはさておき。
河内山耕氏との対談ではいろんなことを考えた。
彼は20年前に江刺に移住して以来農園をずっとやってきた方だ。放射能測定でも3,11後に放射線量の高い県南でエネルギッシュな取り組みを行っている。
お話を聞いて、計測を始めたのは実は95年、もんじゅの事故以来なのだという。
今回の対談のテーマは持続可能な生活。彼の始めた里山生活学校の中身の確かさ、豊かさは、実際に農業を業として、楽しみながら苦しみながら生活してきた方だからこそのものと思った。活動をまとめた報告書をいただいたが、素晴らしい。
それで思った。これはまごころネットのみなさんと会った時からずっと私の中で続いている思いだ。それは、今、必要なのは、未来を描くということなのだということ。当たり前のこれまでと同じ延長線上とはちょっと違う未来。数字や概念、客観性だけではひねりだせない、もっと傷つきやすい、実感と予感に満ちた私たちの生身の未来のことだ。誰もが知っているのに、誰も行ったことがないところのこと。これからやらなくてはならないのはそういうことなのだと思う。
絵図、チャート、生活言語、を総動員して、子どもたちにも関わってもらいながら、話し合いながら、私はこの「未来」を可視化したい。被災地支援という言葉ではなくて、みんなで同じ場所に立つところからの協同作業。このプロセスに参加する意思を持つひとは、肩書きや能書きなど不要だ。でも、零スタートの地点を共有することは欠かせない。ここは揃えたうえで。

今週末17日(土)は、仙台で「つながり・ぬくもりプロジェクト」の報告会&シンポジュームがある。私もパネル討議に参加するので、仙台近郊の方はぜひどうぞ。
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大槌訪問

震災後初めての大槌訪問。釜石に行った昨年の3月も4月も5月も、大槌を横目に通り過ぎて来た。あまりの惨状にどこか足が遠のいていたのかもしれない。震災以前からお付き合いさせていただいている保育園の園長さんの知り合いがいたから、もしやと思うと怖くて安否確認もできずに長らくいた。
今回、やっとお目にかかることができた。3月11日のことも、それから園を再開するまでのこともお話いただいた。今も悪戦苦闘は続いているのだろうけれど、逃げられないことを力に変えて来た方ならではの強い意思のようなものを感じる。園長さんをはじめ、職員の方々がどれほどの思いで子どもたちを守ろうとしたのか。聞いていて私の心も震えた。
今頃になってのこのこやって来た私にもしっかり正面から向き合って話をしてくれた園長さん。ありがとう。今度、12月になったら、娘の住むスウェーデンから子どもたちや職員のみなさん宛に届くクリスマスカードを持ってくるからね。待っててね。

森の図書館も訪問。佐々木ご夫妻とも、子どもたちに賭ける夢について語り合うことができた。おふたりの気持ちが溢れる、桃源郷のような素敵な場だった。先月森風に来てくれた大槌臨学舎(カタリ場)にも訪問できたこともうれしい。若い人が集まる場はいい。何がどうつながるかはわからないけれど、子どもに本気で関わろうとしている方々と出会うと私もまた元気になれるのだ。気持ちを受け取り、また投げ返す、このサイクルが気持ちのボールを大きなものにしていくからかな。
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大船渡訪問

久しぶりの大船渡訪問。えほんよみきかせサークルおはなしころりんの江刺さんと9月のシンポ(今後の被災地の子ども支援とえほんの役割)以来の再会。被災地支援という言葉はもう使いたくないとお伝えしたら、そう言ってくれてほっとしたと彼女。もっと自由に、枠にはまらない関係を創れたらと思う。事務所にみなぎる5名の女性陣の活気に感動する。三十を越える仮設住宅を回りながら、子どもたちの心とからだをときほぐす場を支え続け、被災されているおとなの方々をえほんのよみきかせボランティアの当事者自身になった方が面白いよとやさしく誘いながら、研修会をがんがんと重ね参加者を増やし続けていく様、えほんテキストまで自力で作ってしまう行動力と内容はもう、すごい!の一言に尽きる。私が子どもの森の時代に、児童館テキストを毎年1冊ずつ出して行ったやり方と似ている感じがして、うなづくことしきり。だから現場は楽しい。新たな動きや考え方にじかに触れられるからだ。必死な中からしか生まれてこない何か、がここにはある。
草の根のみなぎる力が宿っている現場のみなさんと出会える旅はうれしい。
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焚き火の時間

今日はカフェ森風のお疲れさん会。今年もケーキを毎週作り続けてくれた同じ集落に住むアイコさんや近所のお母さんたちも駆け付けてくれて、スタッフたちとみんなでにぎやかな中での昼食会を楽しんだ。もちろん新装なった森のえほんアトリエで、薪ストーブ(ロケットストーブ)でぬくぬくしながら。
そのあとすぐに、FM岩手の小田加代子さん(アナウンサー)、菅野ディレクターとアトリエで対談収録。彼女とは、子どもの森で家族との来歴をやはりFMで語った時以来なので、3年は過ぎている。驚くのは、台本なし、ほとんどぶっつけ本番なのに、ぐいぐいと話を私の身体から引き出していく。何故か、すごく集中しているんだけど心地よいのだ。私に話をさせてしまう小田女史の力技たるや、おそるべし。プロはすごい。
森風のこれまでや、3月11日からのこと、来年の構想とか、いっぱいしゃべった。
岩手に住む方はぜひ聴いてみてほしい。

番組名は「焚き火の時間」。オンエア(予定)は、12月2日(日)、9日(日)のPM6時から30分間。明日から私は高知、東京へのロードが一週間続く。風に吹かれてくるので、2日は聴けない、か。残念。
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吉成信夫

Author:吉成信夫
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