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暴風の中、青森へ

昨日は八戸、一昨日は十和田で講演。青森県内は凄まじい暴風に襲われ、歩くのもやっと。その中をよく研修会にみなさん集まってくれた。どちらも子どもの居場所がテーマ。現場で子どもたちに関わっている指導者、支援者のみなさん。私は今回は特にも、中学生がとても気になっているという最近の自分の心情をそのままお伝えした。自分が中学生の頃、何のあても光も見えないままに、漆黒の闇のなかを出口も見えないままに這いずり回っていた時の、あの途方もない時間の長さを、今、中学の中で感じている子どもたちが居る気がしてならないからだ。6年間はとてつもなく長い。この途方もない胸に迫る感じは、その渦中に居るものにしかわからない。

講演終了後、こどもはっちボランティアの高校生(ぜんぶ、女子!)の最後の会に飛び入りで入れてもらう。平間さんから突然話を振られて、うーん、即興で、鞄の中にあった馬鹿図鑑(五味太郎著)を読み聞かせすることに…。
初の高校生との向かい合い。あれっ、なかなか楽しい。君たちの高校にこんな馬鹿いない?という私の無謀な問いかけに、くすくす笑いながらうなずく子も。
そう、そうだよね。
こんな突然のキャッチボールもまた楽しい。もうちょっと話したいと畳の部屋でバンドやっている高2の女の子ふたりとおしゃべりをした。森風にお泊りに来た高校生とも再会。なんだかうれしい。
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満天の星空

雪の校庭でふと見上げると、冬の終わりの夜空の中に、冴え冴えと明滅する満天の星空。
明日から遠く沖縄への小旅行、と言っても講演、ワークショップの旅だ。
遥か南の島に暮らすみなさんにも、ここ東北の辺境ともいえる森風での自然エネルギーと暮らしの重なる日常の豊かな時間を少しでもお伝えできたらいいなあと思う。たいそうな話はできないけれど、楽しい実感ならば話せそうだ。
福島市での会合を終えてから、自分の中で自然エネルギーのある暮らし方を巡る構図というかこれからの航海図がどこか描けた感じがあって、それを整理したい気持ちになっている。これはあとで文章にしたい。
この旅の中で、またたくさんのひとびとと話せればいいと願う。

話は変わって。今日は、インクルいわての方々が来校されて、今度お泊りに来るシングルマザーのみなさんとのお泊り会の企画内容をいっしょに詰めた。
昼ご飯をご一緒しながら、震災後の親支援のこと、子どものこと、包括的な支援の網がなぜ作れないのかなど、話はだんだん問題の核心へ。うーん、ゴメン、私が時間切れ…。今度またじっくり話したいと思わせる誠実で情熱のある方々だった。こんな方々と出会えるのはうれしい。
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南ぬ風にて

3月9日。西表島に来ている。西表エコツーリズム協会の方々に招いていただいた。オープン二日目の新石垣空港から昨日、船で島へ。
協会の伊谷さんに島を案内してもらう。コンビニがない。大きな集落がない。地域分散型の暮らしなどと言う必要もない、それぞれの集落がそれぞれにある暮らし。
外食するところがほとんどないから当然みなおうちごはん。生活クラブ生協のグループ注文を利用しているお母さんが多いという。
昨日は、芭蕉布織りの工房に連れて行ってもらい、主催している石垣昭子さんにお目にかかれた。ニワトリが工房の中や外を自由におさんぽしている。風通しの良い木造の納屋を改築した気持ちのよい空間。その中に織り機が幾つも。若い女性たちがここで学んでいるのだそうだ。
ここにあるもので染めて、糸を紡いで、布に織り上げる。手業と石垣さんのお人柄に魅せられて若者たちがやって来るのはわかる気がした。
だって、みんな楽しそうだから。移住して自立して行くひとも。
広々したお庭に亜熱帯の樹が生い茂る。ハンモックがふたつ。夏の日中は熱くて仕事にならないから、ここで、と教えていただいた。明日はいよいよ自然エネルギーのある暮らしについての講演会とワークだ。
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自然エネルギーのある暮らし(西表島)

3月10日。今日は西表島エコツーリズム協会主催のやってみよう自然エネルギーのイベントがある。
イルンティフタデムラの三棟のログハウスの前には、手作りのかわいい看板(ソーラーカフェと明記)。ティピのように布を巻いたオブジェの中には自作のソーラーランタンが並ぶ。昼前なのにもううっすら汗が滲むようないいお天気。ウッドデッキには、ソーラーパネル、風車などが実際に稼働中。ETONのソーラースピーカー(Iチューン)がお日様の力でがんがん音楽を鳴らしてくれている。島の若いお母さんたち、若者たちがボランティアで創るお祭りだ。
すでに、親子でソーラーランタン作りの教室が始まっている。別会場ではお母さんたちが消費電力を計算して自分たちが動かしたいものをいったい幾らで購入できるかをずっと計算している。これはすごい。特に理系おタクでもないはずのお母さんたちが自ら真剣に取り組んでいるではないか。森風でも自然エネルギー寺子屋講座を設立時から取り組んで来たが、ここまではやっていなかっつたなあ。
タープの木陰で子どもとお休みするお母さんも。今日は島内だけでなく、石垣島からも海を渡って参加した方々が何組もいるそうだ。
縁側では、ソーラーかき氷に子どもたちが集まっている。そうだ、この感じはどこかで見たことがある。森風もそうだけど、3.11のあとにソーラー映画上映で被災地を訪問した時もこんな風に子どものやわらかな笑顔が溢れていたことを思い出した。どこも同じだ。安全で安心な電気は、ひとを微笑ませるよなあとつくづく思わされる。

そして西日の傾きかけた夕方。私のお話会のはじまり。石垣に戻る船が最終ということで残念と帰る方も。まだ夏時間ではないので船便は日のあるうちしかないらしい。森と風のがっこうの12年の歩みを映像を交えて話させていただいた。自然エネルギーのある暮らしの話。講演会後の第2部は、会場を移動して、参加者の皆さんにゆんたく会(ワーク)をしてもらった。自分の家に自然エネルギーのある、楽しい暮らし方の場面を絵にして描いてほしいという森風ではおなじみのテーマ。夜になり、ソーラーランタンに灯りがともる。
短い時間だったけれど、みなさんの絵には豊かな内容で溢れていた。子どもたちも描いてくれたし。現実化できるものとすぐにはできないものがいい具合で混ざっている。これこそが未来なのだと思う。

二年間かけて、専門家も研究者もいない、情報も少ないこの島で、自らまなびながら手探りでここまでの成果をあげたのはほんとに素晴らしい。私はこれまでの道のり自体に自ら考え選ぼうとする皆さんの真剣さを強く感じた。
よかった。北の辺境の寒冷地から南の辺境の島目指して長い旅をしたけれど、みなさんの元気で明るい顔と出会えてうれしかった。
エネルギーを自ら選択して、自分の暮らし方を何ものにも頼らずに実現して行こう! 自治と食とエネルギーはみんなつながっているんだ。伊谷さん、呼んでくれてありがとう。
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読谷村にて

3月11日。西表島から沖縄本島へ。那覇で迎えに来てくれた読谷自然学校の代表小倉さんとともに講演会場の商工会へ。
小倉さん(灘高>東大>丸紅と進んだ)の自然学校は超ユニーク、村の琉球王朝テーマパークの中に在るのだ。以前、TV番組情熱大陸でも取り上げられている。幼児の学校に通う子どもが自分の子も入れて数人、どうやって食べて行こうとか呟きながらも前を見ている彼の明るい感じがとても南国的で好きだった。
(東北ではこうはいかないだろうが…)
碧い海の見えるなだらかな丘陵地に、石垣で囲われた中に、沖縄の古民家風寺子屋。庭のガジュマルの樹木の上にはツリーハウス。小学生数人が遊んでいた。
TVとは違って現在は二十数人が在校していることを伺う。だからスタッフもご夫婦以外にも若者が4名(もっといるのかも)。
小倉さんと行き帰りの車の中で、地域の中で土着化していくことの手応えをお互いに確認しながら話し込んだ。
講演終了後、商工会の皆さんと酒宴(私はお酒が飲めないのでかなり残念がられたが)。ここから、岩手と読谷の民間交流が始まることを期待したいなあ。

今回、西表、読谷と旅して気づいたことがある。それは森と風のがっこうは、意外にこの南国的な雰囲気と似ている気がしたことだ。楽観的というのとも違う。根拠なき自信とユーモアに支えられた明るさ。東北なんだけれど、沖縄が少しだけ混じっているような気が私はするのだが。うーん、どうだろう。
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求む、プチ百姓&用務員さん

ソトコト4月号(みんなのエネルギー特集38P39P)でも紹介されていますが、私たちは自然エネルギーと食の自給自足的な場づくりを進めているNPOです。
森と風のがっこうでは、ただ今、私たちといっしょに土を耕したり作物を育て、森風の用務員さんとして日々の活動に取り組んでくれる年間研修生を求めています。
経験はあまりないけどちょっぴり趣味で大工仕事も好き、なんて方もいいなあ。
森の中で、毎日こつこつ働く喜びとこれからの自分の新たな暮らし方への手がかりを、岩手の森の奥深くでひとつひとつ味わいながら見つけ出す体験をしてみませんか。

「そこへ行って歌えば、またそこで風を吸えば、もう元気がついて
 あしたの仕事中からだがいっぱい勢いがよくて面白いような、
 そういうポラーノの広場をぼくらはみんなでこさえよう」
                (宮澤賢治 ポラーノの広場より)

最近、気づきました。賢治さんの言葉の中に、私がこれからやろうとするものがすでにあるんだなあ、って。

一年間、いっしょに汗を流しながら、みんなで働く場を創ることに向き合う若者を求めています。興味ある方は、私までえいっ!と直接連絡をください。電話でもメールでも。


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新パンフ誕生

うれしくてひとり眺めている。新森風にふさわしいパンフレットがついに刷り上がったのだ。デザインはさいとうゆきこさん、渾身の力作。コピーは私がすべて書いた。
うさぎさんがくるみを探すものがたり。
理想郷。NOWHERE.どこにもない場所をここにこさえたい。ずっとそう思いながらやって来た(そうなったかどうかはわからないけれど)。
宮澤賢治さんが描いた、ポラーノの広場がすべてのモチーフ。
誰もが知っていて、誰も行ったことのないところ。

設立したときに書いた森と風のがっこうの設立趣旨をパンフレットにあらためて掲げた。
何も変わっていないけれど、12年が経って、もとの場所へ旅をしながら戻って来たという気がする。

 ぼくらはだまってやって行こう。風からも光る雲からも諸君にはあたらしい力が来る。そして諸君はまもなくここへ、ここのこの野原へむかしのお伽噺(とぎばなし)よりもっと立派なポラーノの広場をつくるだろう。
                        (ポラーノの広場より)

このパンフレットに込めた想いを、誰かがどこかで受け取ってくれるだろうか。
ひとりでも受け取ってくれるひとがいたら、うれしい。
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春のスクール始まる

スプリングスクール1日目が始まった。
キーワードは森風馬鹿図鑑をつくろう、だ。学校はおりこうさんをつくる場所。でもね、森と風のがっこうは違うのね。馬鹿はいつでもそのままの自分でいられる、裸になれるってことだ。馬鹿がおりこうで、おりこうが馬鹿で、というとこなんだよ、とコーチョーの私の惑わせる挨拶。
そうか、これって、子どもの頃読んでた赤塚不二夫のマンガ、バカボンパパの母校バカ田大学に似ているかも。
新ネタの瞬間劇場を次々と全員で身体表現。子どもたちのこの加速感も久しぶり。

釜でピザを焼いて、サンドイッチ、スパゲッティ、葛巻ヨーグルトで乾杯。で、のびたの森風ラップも飛び出して、夜の懇親パーティは快調な滑り出し。のびたーと彼が言うと、予定調和せずにこどもたちみんながNO,NO,NOとお腹の底から出した声で呼応するのが楽しくて、何度も何度もリフレイン。おんちゃんーと彼が投げかけると、YES,YES,YESと呼応したのは言うまでもない。打たれ役、のびた健在である。

明日からいよいよ森の生活が始まる。お風呂から女の子たちの楽しそうな声がここ職員室まで響いている。
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春のスクール2日目

今日は朝からそりをそれぞれのグループごとに引いて森の中へ。ここ数日間で雪が締まってかた雪状態。雪は少ないけどよく滑る。林業家の外久保蔦雄さんの指導で、間伐した樹木を切り倒してもらい、それを小さく切ってそりで運んだ。これは昔ながらの伝統的な搬出方法だ。
午後も森の中で、岩手大学の松木先生によるグループ対抗の種とひこばえ探しコンテスト。子どもたちはものすごい集中力で宝物探し。種が全部で600粒とか、全部計算して数を数える徹底ぶりだった。
子どもたちはのんびり、春の日差しの中で、くつろいでいる。
明日からはいよいよラジオ番組づくりに入る。乞うご期待。
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ラジオ番組、ただ今企画中

春の子どもスクール3日目。いよいよラジオ番組作り突入。グループごとに居場所を決めてただ今、企画会議中。
座付作家のように机の前であぐらをかいてうんうん唸りながら放送原稿書いている男の子とかいて、ほほえましい。
やらされてることじゃあないから、それもわくわくするよな。子どものからだが、気持ちがもう抑えられなくて跳ねている感じがする。私がだらだら話をしている場合じゃあない…。
でも、おんちゃんレクチャーも必要なとこだけはちょっぴりやった。メディアリテラシーっていうやつも。それにしても1938年に米国CBSラジオが放映したSFラジオドラマのデマパニックはすごい。100万人が家を逃れたんだものなあ。我が国の原発後のマスコミ報道もなかなかに偏向的ですごいぜという話も。
インタビューのコツというのも模擬で子ども自身が実演。決められた通りにはできるはずもないから、ゲームのように即興でやってみるとこれがなかなかに面白い。
さあ、みんな、どんどん行こう!などと私が言わなくても、もう子どもたちのスイッチはオンに入っているみたい。あとは流れるままに、だ。
明日の夜には番組収録までやってしまえるかな。いや、最後までまだわからない。
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吉成信夫

Author:吉成信夫
ときどき日記です。

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