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森風文庫、始めます

この夏、私はずっと原稿を書いていた。スウェーデンから夏休み休暇で戻って来た娘と親子でずっと共同作業をした。私が文章を書き、彼女は本の装丁デザインを引き受けてくれた。
3.11があってから、私は既存の大手メデイアとは別に、子どもたちと自前のメデイアを立ち上げる必要性を強く意識するようになった。具体的に言えば、出版部を森と風のがっこうに置くことにした。私が出会った子どもたちやおとなたちに直接、何の手も入らないかたちで直接手渡したいと思うのだ。がっこうを訪れたひとに読んでほしい。子どもたちのお父さんやお母さんに読んでほしい。
訪れたことがなくても、どんなに遠くても、耳を澄まそうとしてくれているひとに届けたい。ブックレットシリーズを出し続けて行きたいと思うのだ。

森風文庫と名付けたら、娘がかわいいシンボルマークをデザインしてくれた。子どもが寝転んで本を読んでいるマークだ。実はこれにはこだわりというか、深い訳がある。
ブックレットなので、56頁と一時間で読み切れるくらいの分量にした。私がこれまでずっと思い続けて来たことを書いたので、中身はかなり重量感があるはず(うーん、これはどうか分からないけど)。森と風のがっこう設立の経緯や、目に見えないつながりとかを「目に見える」ように本にしたかった。
価格は7百円。

タイトルは、
「ぼくたちが、がっこうで描いた未来—森と風のがっこうの12年—」とした。

まもなく発売します!ので、どうぞよろしく。
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国士舘大生のプレゼン

東京で集中講義。
国士舘大学の学生さんたちがこの夏、森風で暮らした15日間の奮闘の記録を、それぞれの言葉で、それぞれの物語で語るプレゼンテーションをやった。事前に何も言わなかったのだが、パワーポイントを全員しっかり作って来て、みなやる気満々だった。
最後に私やスタッフの名前だけをスクリーンに映して、ひとりひとりへの思いを熱く語ってくれた韓国のパクくんは、実は来た日にあまりの想定外な場所(山の中。虫がたくさん。草取りは重労働…?)に衝撃を受けていた学生だった。一番悩んだひとが一番深くまなんでいたことが聞いていてよく分かった。

からだ全体で体験することを通して刻んだことは忘れない。からだの中から涌き上ってきたことは尽きることがない。まなびの原点には身体感覚があるのだと強く考えさせられたプレゼンだった。
6人全員が同じ体験をしているようで、切り口がそれぞれに違っていたなあ。
プレゼンを終えて、最後にそれぞれに自分のマインドマップを描いてもらった。自分を知り、自分のまだ知らない自分に気づく。自分の語りをみんなで共有する。自分に始まり自分に戻って行くのが私の講座の特徴なのかもしれない。

これからの一歩をそれぞれにどう踏み出して行くのか。私は声援を送りたい。やり切った自信のようなものがみんな溢れていて、彼らとは清々しい別れになった。

川で転んで巨体を二転三転したごっさん、農大生とコマ回し対決に勝ったキューちゃんの雄叫び。こぶしのお家を造ってくれたペコちゃん。ゆーちゃんの本場仕込みの餃子、モンローの作ってくれた虫かご…、思い出は尽きない。
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えほんフェスの隠れた見どころ

震災後3年目のえほんフェスティバルまであと2日。スタッフはみんな準備に追われています。続々ボランティアも集まって来ていてにぎやか。
そこで、おんちゃんの今回は隠れた見所をひとつご紹介しますね。

ハミングバードさんが出演する森の音楽会は必見間違いなしなのですが、実はその前にもうひとつ、いっちゃんのひとり芝居「よだかの星」が入るのです。
彼女は実は昨年までわらび座の主演女優だったバリバリのプロフェッショナル。
今は劇団を辞められて、地元岩手でラジオのお仕事をしているのだとか。
東日本大震災の支援イベントとして、私にわらび座のアトリエで講演をしてほしいと頼まれた時に、私の講演の前に行われた劇「セロ弾きのゴーシュ」のゴーシュ役をその場で演じた方なのでした!劇は躍動感に満ちあふれ、信じられないくらい素晴らしいものでした。
なので、その興奮のまださめきらぬ舞台にそのまま登壇して講演をさせてもらう私の緊張もはんぱなものではなかったことを憶えています。(その時のことは一昨年のこのブログに書いています)
あの時、観客の人混みの中で、主演した若い女優さんにきちんとご挨拶できないまま帰ってきました。ひと言、よかったと伝えたかった…。

その女優さん「いっちゃん」が先日、カフェに現れたのです。突然の出会いに、私はもう飛び上がらんばかりです。私の講演も聴いていたのだそうです(舞台裏で、かな)。その場でえほんフェスへの出演をお願いしました。
だから、本当に私は楽しみなのです。子どもたちやお父さんお母さんたちといっちゃんのよだかの星を見たいのです。みなさんもお楽しみに。
すごいです。ハミングバードさんのコンサートとダブルで、しかも無料で見れるなんて!
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明日はえほんカフェ!

みなさん、お元気ですか?

明日15日の森風えほんフェスティバルでは、いつものカフェがえほんカフェに早変わりしますよ。題して「まじょおばさんのおひるごはん」。
店内には、おんちゃんセレクトえほんベスト10が展示。ちょっぴりマニアックなえほんも入れました。

くまさんのランチボックスは、テイクアウトOK。ミートボールとサラダとマッシュポテト、天然酵母パンにコケモモのジャム。ドリンク付き。
まじょおばさんのスープセットは、豆と野菜のスープ、サラダ、ソーセージ、パンにドリンク付きです。
デザートは、ウサギのジャムクッキーとこびとのブルーベリーゼリーの2種類。それと、いつもの森風プリン、ガトーショコラ、シフォンケーキです。
ドリンクに、今回スウェーデン直送のエルダーフラワージュースが加わりますよ。

カフェでお茶をゆっくり楽しむのもいいけど、森の中で家族でテイクアウトを楽しむのもいいかも、ね。
僕もそうしたいけど、「おんちゃんえほん100選」を参加者のみなさんと楽しむミニイベントとか、読み聞かせサークルの方々をお招きしてのトークセッションとかやるので無理だな…。とほほ。
そうそう、新キャラクター「森風うさぎのピンバッチ」もカフェで売っています。これを胸に付けたひとは、おとなも子どももみんな同志です!

台風は西に近づくけど、予報ではここは曇りのようです。
じゃあ、みなさんのお越しをお待ちしています。

                   By コーチョー(おんちゃん)
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えほんフェスを終えて

雨の中にもかかわらず、本当にたくさんの方々が訪れていただいたことに深く感謝している。会津若松から車を飛ばして来てくれた方、秋田市から一番乗りしてくれたお母さんと子どもたち、沿岸からのみなさん、本当にありがとう。
そして、最後まで雨にぬれながらテントブースでお店を出していてくれた方々にも。

話したいことがいっぱいある。
雨の中、校庭のどうぶつオブジェを巡るスタンプラリーを本気でやってた子どもたちがかわいかったなあ。森からこびとが出て来たみたいで…。
いっちゃんのよだかの星、熱演でした。
ビューティフルハミングバードさんには森の中で歌ってもらいたかったけど、透明な美しい音色に聞いていたおとなも子どもも魅了されていたなあ。
英国の森の中に居るような、陰影のある澄んだ声は、今も耳に残っている。ピーター・ポール&マリーの曲をこんな若いひとがカバーするとは。
えほんの読み聞かせは、これも急きょ森の中ではなくて、えほんアトリエで。
木の匂いのする小さくぎゅっと詰まった部屋で、被災地で活躍するみなさんが次々と繰り広げてくれたえほんの夢の世界。幸せな時間。

やっと震災の日のことが語れるようになった、というえほんサークルの元リーダーの方の言葉が私には忘れられない。
トークセッションでは本当に大事なことが話されていたと思う。それぞれの言葉で、それぞれの重さで。語り手と聞き手を包むあたたかい雰囲気があったことも、強く感じていた。
トークの中で私が感じたことはあらためて言葉にしたい。それにはもう少し時間が必要だ。

本当にみなさん、ありがとうございました。
(今回は、森風子ども災害援助基金の残金を遣わせていただきました。)

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CMが全国最優秀賞に選ばれたよ

民間のテレビ放送局のコンクールで、葛巻のCMが全国NO1に選ばれました。

地元岩手では春先から流れているアレです。森と風のがっこうのおひさま発電所のパネルの上に子どもたちとのっかって、イエーイとみんなで叫んでいるアレです。テレビいわてのディレクターがなかなか勘のいい方で、森風の昔と今をお話ししたらすぐにこれだ!とピンと来たみたい。なので裏方ですが、私も全面企画協力しています。

昭和30年代に電気がまだ来てなくて、突然テレビが学校に贈られて来るアノ話です。でもコンセントは当然ない。悔しいからみんなで小水力発電を創り、川の水を引き込んで、集落のみんなで学校でテレビを見た。その時の16ミリフィルムが役場に今もあるのです。それが、現代になって、森と風のがっこうにつながっているわけですね。
それを環境キャンペーンCMにまで仕上げたテレビ局さんもなかなかです。
子どもたちと歌った森風の校歌伝説の広場の歌も背景に流れていますよ。

そして子どもたちの未来へ。太陽光パネルの上に登っちゃえるほど、安全、安心、クリーンなエネルギーだということもどうしても言いたかったのですが、これも映像に流れています。
ACとかで全国に流してほしいよなあと本気で思います。

今度葛巻の子どもたちと乾杯をしたいと思う。なんちゃってワインバーで?!



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NHKラジオ深夜便に出演します

テレビよりも私はラジオが好きだ。夜中のひとが寝静まった時間に、耳を澄ますとトランジスタラジオからぼそぼそと流れて来る感じが好きだ。想像できるところがラジオの魅力だと思う。テレビではこうはいかないから。

NHKラジオ深夜便のインタビュー取材を受けた。聴いたことはないけどすごく気になる番組だった。40分のインタビュー。10月2日早朝、午前4時頃の放送。「明日へのことば」という枠です。森風のこと、がっこうが何故平仮名になっているのか、思いついたことをガンガンしゃべりました。早起きは三文の徳!ぜひ聴いてね。全国オンエアです。

実は、五木寛之氏の昭和の歌と世相をつづる文庫本を読んでいたのだが、このラジオ深夜便から生まれた本だった。とディレクターの方にお話ししたら、それ担当してましたよという返答。なんだかうれしい。


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某ちゃんたちのドラマ。必見です!

山形に出張している間、ずっと考えていたのはNHKのドラマのことでした。ぼくは3月に偶然見たのですが、強烈に揺さぶられたドラマが10月に放送されます。必見です。
番組の中で流れていたイナズマ戦隊の「応援歌」も、私はこれでやみつきになってしまいました(今もまだ…続いてるのだけど)。

このドラマの主人公のモデルになった某ちゃん(ラジオネーム?)を数日前の女川さいがいFMのドキュメンタリー番組で初めて見ました。こちらもすごい。マスコミの残酷さも、薄情さも、みんな知った上で、でも女川を忘れてもらいたくないというためにメディアで訴え続けた某ちゃんの言葉はとても18歳とは思えない。壮絶な体験の重さがある。
某ちゃんをSFCに送り出す、カタリバの今村さんや周囲のおとなたちたちのサポートへの尽力にも感動する(ここは番組で描いていないけど)。某ちゃんだけではない。すでに7号目の高校生某ちゃんがその後現れ参加しているということにも驚嘆する。その後東京に上京した若者たちがまたラジオ番組を持つという現在進行形のものがたりにも、私は唸った。
ここには絶望の中からの希望があると思う。

若者と被災地とラジオのつながり方は、希望のツールだという気がする。ここから始まる、ここから始めなけりゃいけない。いま、そう思える、数少ないツールだ。

森風はBSが映らない。どなたか録画してくださーい。お願いです!

www.nhk.or.jp/program/onagawa-drama/
特集ドラマ「ラジオ」. 特集ドラマ ラジオ BSプレミアム 10月12日( 土)午後2時~3時29分 東日本大震災の被災地・宮城県女川町に実在する「女川さいがいFM」から生まれたドラマ
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吉成信夫

Author:吉成信夫
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