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森の中での朗読

震災のあった年から毎夏、埼玉からバス1台で被災地を訪問して森風に泊りながらいっしょに働いてくれるフリースクール彩星学舎のみなさん。中学生、高校生の生徒さんもスタッフもみんなもうみんなほとんどが顔見知りだ。大きくなったねえ。僕も思わず声をかけてしまう。
今年は石巻の仮設団地で朗読を聞いてもらって来たという。

ブドリとネリをモチーフにした鉄のゲートの入り口に木の素材をつなげたオブジェや、子育ての森の中の川縁にお気に入りの椅子を手づくりで作ってくれた。朝夕のお掃除もてきぱきとからだの動く若者たちだ(ちょっとほめすぎか)。とても正直でやさしい若者であることは間違いない。

帰る前夜、森の中で今年も彼らの朗読を聞かせてもらった。宮沢賢治の言葉をコラージュしながら、最後に彼らがありったけの声を振り絞って叫んだ詞が心に響いた。サイタマノラッパーの言葉なのだという。
翌朝、こんどは僕らのリクエストで、森の中でこんどは彩星学舎、森風の全員でこの詞を叫んだ。俺はこのままでは終わらないぜ!、ここのパートはウッチーとダンが初めての朗読。四方を取り囲む山々に木霊が響いた。まるで映画シェーンのように。俺はこのままでは終わらないぜ…。

バスが出発する寸前の分かれはいつも淋しい。今年も深い余韻を残しながら去って行ったみなさん、ありがとう。
また来年も会おうぜ…(木霊が響きながら F.O)。
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わいわい子供村のこと

もう何年になるのだろう。十年?、毎年この夏の終わりの季節に八戸から子どもたちが1泊で遊びに来る。
よこまちスーパーさんといわちくさんが子どもたちを森風に連れて来てくれるのだ。
今年は高学年のリピーターが多くて、どの子も自分から楽しもうという気全開。

いつものように夜は校庭中が屋台村になる。
ブルートレインの車掌車は、男の子たちのヒミツのワインバーに。
キャンドルの火が揺れる車内は薄暗く、バーの雰囲気。
おんちゃん、おいでよーとキャッチーな甘いお誘いに来てくれた。
メニューには裏メニューが。「伝説の酒」(ほんとはジュースなのですが)と標記されている。
飲んでみると複雑で甘い味が…。子どもたちがにひにひしてる。

そして僕が制作からこの日ずっと関わったのは、影絵げきじょう。
あのモバイルハウスに白い幕を張ったスクリーンで上演するのだ。
四人の女の子たちは、ようせいのものがたりを自分たちでほぼ完璧に作り上げてくれた。
まるでこれは、ヘルシンキで出会ったおもちゃ屋さんにあった妖精人形と同じ世界観!
そして夜の校庭で上演。子どもたちもおとなも近所の方々も見守る中で。

それからあとが凄かった。
上演が終わった後も、子どもたちがシアターから離れないのだ。
そしてアナと雪の女王の歌を歌いながら、影絵を動かして踊っている。どんどんヒートアップして来て、歌が止まらない。やりたい気持ちがあふれて来て、影絵が止まらない。
心と身体を解き放つ、なんていつも僕はしたり顔でおとなに話しているけれど、ほんとにそんな感じ。
それが突然、子どもたちの中から放たれた。

全員で花火をしたり、よこまちさんといわちくさんの食い倒れ屋台で、お肉や魚貝をいただいたり。夜の長距離そうめん流しを子どもたちと遊ぶように楽しんだり。
森の素材で創ったティピキャンドルもとてもクリエイティブだった。

それにそれに、翌日は裏の川に飛び込んだり。
楽しさ満載のわいわい子供村だった。

もうひとつ付け加えておきたい。子どもたちは食事の後片付けもおそうじも、何でも当たり前にきちんんとこなしていたところも僕は気持ちよかった。八戸の子って、やるなあ。

夏の終わりにふさわしい、とても印象的な光景だった。

ああ〜楽しかった(僕の心のつぶやきです)。






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後期研修生は23日が応募締切

「2014後期・森風研修生」募集は9月23日が応募締め切りです。
http://www.morikaze.org/event.html#kouki

「にわとりのいのちをいただく。いのちと向きあうこと。僕はそれを若いひとたちとやりたいと思っています。宮沢賢治のよだかの星には、よだかが口に入った羽虫を泣きながらのみこむすぐれた描写があります。僕たちがいのちを殺して食べ続けていることはエコロジーの本質です。子どもたちへのいのちの伝え方をいっしょに考えてほしいと僕は考えています」(森と風のがっこうコーチョー 吉成信夫)

今、学校教育の現場ではいのちと真正面から向き合うことがとても困難な状況になっていると思います。だからこそ、民間NPOであり、生活現場の中にある森風は、率先して、子どもたちとともに取り組み続けたいと私は思います。にわとりだけの問題ではなく、食の背景にある問題をまっすぐ見つめる子どもを育みたいのです。
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ダン君、研修を終えて高知へ。

今年の3月から6か月、研修生として大活躍してくれたダン君が大学に戻るため、昨日、高知へ旅立った。
彼がいたことで今年の森風はずいぶん彩りを増した。にわとりの解体をする自然学校を探してここまでたどり着いたという彼の出現によって、私も意を強くしてにわとりのいのちと向き合うワークショップを今年は復活させることが出来たことは本当に嬉しい。
上外川集落のみなさんと交流して、イワナの釣り方をマスターしたり、大切な釣り竿までいただいたり。お酒をごちそうになったり。山菜を採りに連れて行ってもらったり。誰よりもここでの自然生活を満喫したのもダン君だった。
暇さえあれば川へいそいそと出かける彼の後ろ姿は、まるでスキップしてるようだったなあ。
彼の逸話はたくさんある。夜中のにほんみつばちの巣収奪には大笑いをした。どうしても蜂蜜が取りたくて、次の日まで待ちきれずに夜中に校舎の裏の巣をべりっと剥がして、手を伸ばして取ってしまった研修生はこれまでにない。もちろん手は蜂に刺されまくった訳だが…。ほとんど熊さんの手と同じだ。

森と風のがっこうの周りにはたくさんの遊びが可能であることを身をもって示してくれたダン君だった。11月のサバイバルアカデミーには高知からまた元気な姿を見せてくれるのも楽しみだ。
***
森風では、ただ今2014後期・研修生を募集中です。男子女子を問いませんので、どうぞよろしく!
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おーい、雲よ。

夏の騒ぎが嘘のように静まり、これからの秋冬の季節の森風には、世の中の時間から離れて、ゆったりとものを考える時間が訪れます。哲学の東北、です。雪や氷や風やおひさまの光を呑みながら、ここで。
森の中に落ちたくるみの青い実の皮がやがて剥がれ落ちます。畑の収穫物も随分少なくなりました。
僕は研修生と「小さな起業」をテーマに、この季節をいっしょにここで生活をともにし、忌憚なく話し合い、笑いあいながら、過ごしてみたいと思っています。やっとそんな時期に。

おーい、雲よ、いわきだいらの方までいくんかー、といま、カフェのデッキに出て空に声をかけたくなりました。
まもなく2014後期・森風研修生応募、締め切りです。
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子育て支援センター研修会

昨日は、花巻市内各地の子育て支援センターのスタッフ研修会を森風で開催した。講師は私。森風に併設する「森の子育て支援センター」としての仕事だ。

午前中は心とからだをほぐすボディワークで、講堂でゆったりとリラクゼーション。
それから森の中 に出て、ひとりひとりお気に入りに場所に佇んでみる沈黙のワーク。この日は快晴。森の中に差し込む日差しもやわらかくて気持ちいい。

カフェ森風でランチタイム。メニューは、松茸ごはんとロールキャベツ、ネルドリップの珈琲。

午後はグループワークと講義。日頃それぞれの皆さんの子育て支援現場で感じている手応え、課題、をざっくばらんにお伺いして行く。終始なごやかなみなさんと話ができた。保育士さん、看護師さん、保健師さん、発達支援に関わる方々も居て多彩。あっという間の一日だった。
いわて子どもの森の館長だった頃、県立児童館に看護師さんと保健師さんの配置をずっと望み続けていたことを思い出した。花巻市の子どもセンターには、どちらも常駐していると聞き、そうでなければなあと強く思う。
みなさんの子育て支援センター施設にお伺いしてみたいとも感じた。これを機会に、つながりが生まれるといいなあ。
***
森風では、今回のような「森の子育て支援センター」としての研修も随時行っています。お気軽にご相談ください。
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吉成信夫

Author:吉成信夫
ときどき日記です。

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