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年の終わりに

一年前の大みそかの今日。信じがたいどか雪がこの町に降り積もったことを思い出す。五十数年ぶりの豪雪に、吹雪の中、紅白歌合戦も見ないで研修生のけんちゃんとカフェの屋根で深夜まで雪かきに追われたっけ。元旦は厳しい幕開けとなった。道路が閉鎖状態で集落も下界から孤立していたけれど、不思議と静かな日々が戻ったことを覚えている。
3.11のあともそうだった。電気が止まったけれど、平穏な日々が続いた。小さな住居であるものをいただく私の暮らしは、実は仮設で暮らす方々とそう変わるものでもないかもしれない(楽しみながら生活をレベルダウンさせるのが、ここ森風でやっていることだから)。

世の中は、いま荒れている。海の中は大荒れなのに表面は波立たないという、気持ちの良くない均衡が私たちをすっぽりと覆っている。放射能汚染は何もいい方向へ向かわずすぐ暮らしの隣にあるままだというのに。
5月に岩手日報に寄稿した文中で触れたように、今はただ被災地のみなさんといっしょに震える魂を鎮めることしかできそうにない。私の中のこどももまた震えている。
でも、沿岸の子どもたちや、森と風のがっこうに今年参加してきてくれた子どもたちのおかげで、震える魂をみんなでつながりながら鎮めることに動き出すことができたことに深く感謝したい。
今回の冬のスクールで、森に寝転んで見上げた夜空と子どもたちとつないだ手のぬくもりを忘れることができない。まだ温かさが手の中に残っているかのようだ。このリアルなしあわせを来年もまた縁をいただいた子どもたちやおとなたちにいっぱい分けてあげたいと思う。そう言葉にすると少しえらそうだけど。本当にそう思う。

森と風のがっこうのニューズレターを今年も会員のみなさん向けに賀状代わりに発送したので、年明けには着くはずだ、私の巻頭言は、エネルギーと食の地産地消を進めようという題にした。

みなさま、よいお年をお迎えください。
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