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新年を迎えて

今年は啄木歌集「一握の砂」発刊百周年だそうだ。
「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて 死なむと思ふ」
私が一番好きな啄木の短歌はこれだ。中学の時に出会って以来、頭の片隅に必ず在る。というか離れない。当時のTVCMで知ったのだがそこでは、ナレーションがこう続く。「人生をうまく生きようなどと考えているひまはない…」。多感なティーンエイジだった私は、この言葉の凄さに心をわしづかみにされてしまった。
生き急ぐように全力で走りきろうとするのはどこか愚直で直線的な単純さを感じるのだけれど、そうとしか生きられないひとが世の中にはいる。夭逝したひとはみんなそうだ。
私の友人の中にもそういう男が昔、いた。
宮澤賢治さんも全力のひとだったのではないかという気がする。

私はあきっぽくて、脇道逸れてばかりでぜんぜんそうはなれないけれど、あすなろ物語みたいにどこかで啄木の言葉が響いている。脇に逸れてみるのもいいと本気で思う一方で、自分の仕事をまっとうしたいとも本当に願う。私のこの年代で、成熟とはかけ離れたことを未だに思っているのもどうなのかわからないけれど…。力を抜いて、飄々と、いう境地とはほど遠い。

たざわこ芸術村のわらび座で今月21日(土)から、冬の小劇場「セロ弾きのゴーシュ」の上演が行われる。その初日に講演を頼まれた。
東日本復興支援公演という位置づけなので、「賢治と心の復興~子どもたちとともに~」という題で話しをという。わらび座さんから提案いただいた題に、子どもたちとともに、と副題を入れさせてもらった上でお引き受けすることに決めた。今もっとも語りたいことだけを語りたいと思う。
もし興味ある方がいたらどうぞ。観劇いただいた方、無料だそうです。
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