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わらび座で講演

満員の中、劇場初日のセロ弾きのゴーシュを観劇。若手の役者さんたちが舞台を跳ねまわるエネルギッシュな舞台に目を見張る。還暦を迎えたという男優さんも、年齢を感じさせない切れの良い動き。三人で配役をすべて演じ切る舞台空間は、最後まで小気味良く進んだ。役者さんたちの誠実さ、情熱が伝わる、いい作品だった。
たしかゴーシュはフランス語で不器用なという意味だったはずだ、などと考えているうちに私の記念講演の番に。
まだ終わったばかりの舞台の熱気が冷めやらぬ中、暗いステージ袖で出番を待つ。舞台照明の眩しさにくらみながら講演が始まった…。
私がお話したのは、森風で子どもたちと過ごした夜の森のクリスマスと正月明けの田老の子どもたちのこと。そこで起きたことやこれまで誰にも話せないままにいた3.11の夜に見た夢のこと。グスコーブドリの伝記は、実は希望のものがたりなのだと思うこと、など。「心の復興と賢治―子どもたちとともに―」という演題だったので、震災のことに触れた内容となった。

どうにか終了。席に戻ると知り合いの方々に声をかけていただいた。盛岡や横手や子ども劇場のみなさんと再会。秋田児童会館の館長さんご夫妻、子どもの森の仕事でお世話になったデザイナーさん。観客の方も声をかけてくれた。
取材に来た読売新聞の記者さんは、以前盛岡支局で私の原稿を載せてくれた方だった。お隣りの秋田県で、様々なご縁をいただいたことに深く感謝したい。わらび座の飯嶋さん、大和田さん、古屋さん、ありがとう。

その夜は、ゆぽぽのお風呂にゆっくり身を浸した。雪景色を見ながら体温と同じくらいのぬる湯に浸る。長い間、ぼうっと考えごとをしていた。ここは湯質も良く、私の大好きなお風呂だ。
スタッフのみなさんの対応がホテルも、劇場も、温泉も、どこにいてもみな気持ち良い。だから私はいつ来てもまた来たくなる。施設も設備も決して贅沢とは言えないのだけれど。「ひと=ソフト」がすべての根底にあるからのような気がする。地域に根を張りながら東北最大のコミュニティビジネス拠点を独力で維持してきたわらび座の底力をあらためて思う。
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