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さようなら原発。TOKYO 2.11

ちょっと時間が経ってしまったけれど、以下、私の初集会、初デモ参加報告です。

2月11日。さようなら原発1000万人アクション集会に参加するために、東京・代々木公園へ。昨年9月の集会には、福島を初め各地からもバスで駆けつけた人々がいたり、すごい盛り上がりだったと何人もの知り合いからも聞いていた。学園紛争後の世代でデモや集会には縁のなかった私が、今回はどうしても確かめに行きたくなった。当日は東京でも薄ら寒い冬の日曜日。

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※色取り取りの旗が

そんなおのぼりさん状態の私は混雑を予想して早めに公園へ。会場となるステージ前には、まだひとはまばら。でも、○○労組とか、○○を守る会とか、のぼり旗が乱立。そのもとには団体の方々がそれぞれに集まり歓談中。動員組もかなりいる感じ。まだオープニングのコンサート開始まで30分以上はある。あの旗のエリアの中へは何か入る気がせず、公園の縁に腰かけたら、私のような単独で来たひとやマスコミのひとたちが座っていた。乳母車の脇で座っていた若いお母さんの脇に私も腰を下ろす。見回すと、なんだかシルバーグレイな年代が目につく。若者はどこ?いるの?

結局、混雑もさほどではなかったため、ステージ中央の至近距離に座れてしまったおかげで、大江健三郎さんや澤地久恵さんのお顔をよく見れた(まさか、期待していなかったのだが)。でも団体の方々が多くて、私のような人間には居心地はあまりよくはない。

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※大江健三郎さん健在!

私には、増子理香さん(つながろう!放射能から非難したママネット@東京)の言葉が、あまりに切実に胸をえぐるように伝わってきた。
呼びかけ人のメッセージが終了後、いよいよデモがスタート!となるが、やはり応援団みたいなのぼりがそこかしこに並んで行進が始まった。誰も知らない私は入る場所がない。かといって、ちょっくらごめんと中に入れる感じもしないのだ。しばらく列を見送り、ぼんやり外から見ていた(こりゃあここで帰るしかないか…)。
お手製のプラカードと楽器をあやつりながら、防毒マスクみたいなコスチュームの一団が踊るようににぎやかに先頭を行く。マスコミはもうここに釘づけとなっていも虫みたいにカメラ撮影中。でも何だか緊張感がない。どこかプロっぽい?というか、どうすればよく映るかを分かっていて慣れている感じがして、この集団にもやはり正直入る気になれない。

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※うたが参加者の間に広がっていく

そこに、不思議な一団が後ろの方で歩き出した。頭には(おそらく手作りの)タヌキやキツネや動物のお面をかぶり、楽器を奏でながら楽しそうに歌っている老若男女の中には子どももいる。ここだけ妙に明るい、カーニバル風の素人ノリだ。すうっと引き込まれるように私も列の中へ。
どこから来たの?岩手です!歩きながら、自然と彼らの歌を大きな声でいっしょに口づさんでいる私が居た。そうだ、こんな感じでなら楽しいなあ。
交通整理のお巡りさんがたくさん動員されていているすぐ脇をデモの長い列が進んでいく。
ちっちゃな女の子がトイレーと叫ぶとお父さんはさっと草むらへ。用を終えてまた隊列へ。

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横断歩道橋の上からこっちを見ているひと、写メするひとがたくさんあっちにはいて、それをこっちから見ているのも面白い。
動物お面かぶりの方々の中のひとりの女性とお話ししていたら、埼玉の有機農業&カフェの女店主さんとパートナーの方とお店のお客さんの一団だったことが分かった。パーマカルチャーの酒匂さん、自由の森学園高校をはじめ、共通の知り合いが次々といることが分かり、お互いに話が止まらなくなった。岩手の葛巻から来て、東京で何でこんなにまた縁がつながるんだろうと不思議な気持ちになる。こうなるともうデモは忘れておさんぽしている感覚だ。9月11日のアクションにも参加した方々もいて、前回は居たバギーに子どもを乗せたお母さんとか、若者たちとか今回はあまり見ないねえと言う。駅が大混雑でホームから落ちそうだったとか。それで今回は早めに来たという話も。

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※デモ行列、原宿を行く!

そうこうしているうちにゴールの明治公園に到着。解散。でもやっと来たんだから休みたいねとカフェグループのみなさんといっしょにカフェ特製のお菓子をいっしょにいただいてしばしの談笑。気が付いたらもう公園にはほとんどひとが残っていない。参加者のあまりの帰りの速さというかあっさりさに驚く。だって数千はいたはずなんだけど。せっかく集まったんだから立ち去り難いという感じがしないんだろうか。もしかしたら、団体動員派の方々は赤ちょうちんとかで飲み会やってるんじゃないかとへんな想像もしてしまう(そんなこともないだろうけど)。

生活感のあるひととは話したいし、いっしょにデモもコンサートもやりたいと思う。でも、どこか生真面目に昔のスローガン連呼の労組型デモはもう違うという気がする。それでは普通のひとは入らない。でも、だから違うと加わらないでいようとは思わない。労組のひともいて、普通の老若男女もたくさんいて、いっしょでいいのだ。両方が混ざり合って色が溶け合うくらいの多さに膨れ上がれば違った色になるのだから。
次の3月11日アクションは福島で開催されるという。
9月は6万人参加だったアクションは、今回1万6千人と落ち込んだ。ウソだろと言いたいけれど本当だ。東京だけでなく地方でも同時開催された。ドイツでも開催されている。原発事故は収束していないのに、何で渦のような波にならないんだろうと唇をかみたくなる。脱原発はイデオロギーではないのに!なんでそんな風に冷めちゃうんだろうとも思う。
でも、今回、参加してみてよかった。盛り上がりには欠けたけれど、ライブと同じでそこにいないと感じられないものをたくさん得たからだ。ひとりひとりとつながることの重さを大事にしたいと思う。
ときがわ町のオーガニックカフェぽっぽの木のみなさん、ありがとう。
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