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3月11日が過ぎていく

雪の中、野田村の東日本大震災追悼式典に出席。花をたむけさせていただく。よそ者の私が参加させてもらうのもどうかと迷ったが、どうしてもこの日は被災地でいっしょに祈らせてもらいたくて役場の知り合いの方にも問い合わせたのだが、ぜひどうぞということだったので再訪することにした。私に何ができるわけでもない。でも、ここに居させてほしいと思った。村のみなさんの鼓動や息遣いを感じてた、過去を振り返る静寂な時間。不幸にして亡くなった方々の喪に服す1分間の黙とうは、この一年を振り返るには短くもあり長くもあった。子どもたちはほとんど会場にはいなかったが、地震発生時間に鳴らされたサイレンをどのような思いで聞いていたのだろうか。
夕方からは、ここ野田村だけでなく、お隣の市の久慈港では横島さん(よこ爺)が寒風の中で地元の方々とキャンドルに火を灯しているはずだ。

夜に急ぎ自宅に戻ってNHK Eテレの新番組「東北発☆未来塾」を観た。テーマは、夢を描くチカラ(私も20代の頃からよく使う言葉だ)。ファシリテーターは山崎亮氏。なんで見たかというと、エネルギーを軸に10年後の東北を描こうという東北の大学生5人が先月、森風に来たからである。
この日、私は雨あられと言葉を紙つぶてのように若者たちに投げつけた記憶がある。初対面でそんなことは普通やらないのだけれど、彼らの何か探している感じが私の琴線にふれたのかもしれない。なぜ森風を創ったのか。どうやって10年を過ごしてきたのか。ジェットコースターのような上り下り紆余曲折ある歩みをしゃべりまくった。
ここに来たのは彼らのアイデアを現場でさらにブラッシュアップするためだったことが番組を見ていてよくわかった。カフェも遊び場も、ここではもう実現してにぎわいを見せている。彼らの考えたアイデアとコラボしているのが分かってうれしい。番組自体は私や森風の映っている時間は短いものだけれど、彼らと交わせた時間は私にはけっこう楽しいものだったからだ。
山崎亮氏は来なかったが、私が森風を英国のCATをモデルにして東北版を創ろうと10年前に思って始めたことや、宮澤賢治さんを糧にしてがっこうを構想したことを彼らに冒頭話したら、それって山崎さんが言っていたところと同じですよね!そうだ同じだ!とみな驚いていた。
番組自体もなかなか面白かった。ワークショップをやって来たひとならみなそうなのだけれど、学生たちのプロセス志向、ライブ感がみなぎっていてみずみずしかった。
いつか、山崎さんと未来塾の学生たちとゆっくりここで話したいなあ。

3月11日が過ぎていく。先の見えない闇夜の中を、ヘッドライトを照らしながら疾走していく車を運転している感じは昨年と何も変わらないままだ。目の前のライトに光る景色だけを頼りに進むしかない。

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