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めざせ、食とエネルギーの百姓化

昨日も東京で一日会議。深夜帰宅。海から山から、いろいろな地域から集まったNPOの人たちの活動を聞いた。NPOを評して、「健全な自転車操業」する組織体たれ!と言った方がいた。なるほど正しい。何よりも社会を変えようというからだごとの馬力が必要。でもただ体育会系のノリだけではだめだ。どっちを目指すのかという方向感覚が欠かせない。車の前輪と後輪がこれに当たるという。以前、私はヘッドライトとテールライトを探照灯にしながら暗闇を疾走する自動車にここ森と風のがっこうを例えたことがある。先は見えないし、突然道もアップダウンするし曲がりくねる時もある。ギアのシフトだって必要だ。動的なバランスする感覚は、組織をマネジメントする感覚とも似ている。
「これからのNPOは兼業が基本」というキーワードも出た。これも正しい気がする。私たちのような小さな山の中の集落で生業を得ているものにとって、都会と同じマーケットセグメントによる集中と効率を最大化する事業なんてできるはずもない。非営利なジャンルで生き延びていく営利感覚っていうのも実はけっこう頭も使う(解はないからお勉強とは異なる使い方だけど)。
私は11年前に森と風のがっこうの開校を決めたとき、心に決めたのは「百姓化」だ。本来、百姓とは、百の仕事ができるという意味なのだと聞いたことがある。本当のお百姓さんになるのは今からではとても無理なので、自然エネルギーと食と暮らしに関わる百のことができるお百姓さんをここから輩出するようなまなびの場をつくろうと思った。つまり、生活を通して、排水浄化や太陽光パネルや風力発電のことや、畑のこと、パーマカルチャーデザインのこと、絵本やアートや演劇のこと、森のこと、を少しづつでいいからトータルに関わりながら、ちょっとずつでもおすそ分けをいただきながら、生き延びられるだけの対価をいただけるような「百姓化」を目指したいと思った。
だから11年を経て、森風は今も健全な自転車操業真っ最中なわけなのだ。(うーん、やや自己弁護的かも)
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