スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ネイチャーゲーム全国研究大会

会場となる網張温泉は雄大な岩手山麓の中腹にあるため、小岩井農場や盛岡市が一望のもとにある。初日の基調報告とパネルデスカッションの司会、翌日の野外ワークショップの講師を頼まれた。
岩手に来た頃、今から十六年も前のことなのだが、ネイチャーゲームの会報に「野生の人」という表題を付けて、野の師父、宮澤賢治さんのことを書いた記憶がある。どう考えても私にはそうとしか思えない、と。今回の演題は、「賢治と心の復興―子どもたちとともに―」とした。わらび座でセロ弾きのゴーシュの上演の後に劇場でお話しした時と同じだ。
大上段な話はできないけれど、身近な子どもたちのことなら私にも話すことができるかもしれないと思った。年が明けた頃から、やっと震災に遭遇した子どもたちとの交流を話せるようになった。

パネリストのひとりで九死に一生を得た臼澤さん(大槌町)は、今回の3,11災害で風景が元に戻った、自分が子供の頃に視た原風景に近いところまで還ったと語ったことが一番印象に残った。被災者のおひとりであるにもかかわらず、早い時期から地域の人々のために交流の場を作り出し、数カ所に増えた現在もその運営に当たっているという。お話をしていたら私が岩手に移住したばかりの頃にお目にかかっていたことがわかった。彼のエネルギーの源泉はどこから来ているのだろう。

福島県郡山市から来た梅津さんは、常時ポケットには2本のガイガーカウンターを忍ばせている。子どもを外遊びさせられない憤りを静かに語ってくれた。くりこま高原自然学校の塚原君は、宮城の地震の教訓を糧に今回は石巻を中心に迅速な支援に動けたことを伝えてくれた。

全国から集まったネイチャーゲームの指導者の方の中には、十数年前に出会っていた方が何人もいて懐かしい再会もあった。二日目のワークショップの模様は森風ブログに研修生がアップしてくれたのでそちらを見てほしい。
関連記事
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

吉成信夫

Author:吉成信夫
ときどき日記です。

リンク
森風 Web Site
    森風ブログ
      最近のコメント
      最近のトラックバック
      月別アーカイブ
      カテゴリー
      FC2カウンター
      RSSフィード
      ブログ内検索
      QRコード
      QRコード
      上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。