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森のこびとが踊り出す?

6月のえほんの森は森のこびと探し。
これまでアタマの中にあった、こうやりたい!を連発してやってみることにした。
こびとの姿はないけれど、森の中にはあたかもこびとたちが暮らしているような気配や雰囲気が感じられるようなディテールをあらかじめ準備してみた。
たとえば、川の近くの土手には洗濯物干し台。それも対岸だからよく目を凝らしてみないとまずは見えない。木陰にはハンモック。そして、テイータイムを楽しく過ごした後のお皿とカップ。お皿の上にはビスケットの残骸のような食べかすまで残っている…。(こびとさん、何食べたのかなあと本当になめてみた子も)
極めつけは、木の根元に置かれた木製の扉だ。子どもたちが開けてみるとそこには胡桃や団栗がぎゅっと詰まっているのである。(そうか、貯蔵庫なんだねここはと納得する子も)
扉の前には飛び石が置かれていて、脇には枯葉の旗まで掲げられている凝り様。
こんな感じに、森の中に気配をちょっぴり感じられるような小さな何かを仕組んでおいた。
梶井基次郎の小説「檸檬」のように…。と言っても若いひとにはわからないか。

そんな森に、カーコール!(ビスケットちょうだいというスウェーデン語)とささやきながら、赤いとんがり帽子を被った子どもたちがおずおずと、でも目をキラキラさせながら入っていく様は何とも美しく、森のこびとの物語を観ているようだった。

ごはんを森の中で食べて、おさんぽをして、最後に、校庭にみんなで丸く輪になって座り、こびとさんへのお手紙を葉書に書いてもらうことにした。もちろん切手はお気に入りの花や草をそれぞれに貼り付けて。
ひとりひとりお父さんやお母さんの前で、自作の葉書を見せながら発表してもらった。その時の晴れ晴れとした子どもたちののびやかな表情を私は忘れないだろう。2歳だって3歳だって、年齢に関係なく伝えたい時は恥ずかしがらずにそうするんだなと思った。そんな子どもたちをお父さんもお母さんもみんないい顔をして暖かく見守っていた。
そう、これがえほんの森に毎回流れている雰囲気なんだ。だから私は辞められないでいる。心から楽しいし、この瞬間に幸せを感じる。
葉書は森の入り口に置いた小さなポストに入れた。ぎゅうぎゅうになったポストがまたかわいい(これは森風ブログの写真を見てほしい)。

6,7年前のこと。いわて子どもの森の野外にひみつの小道を作って、ツリーハウスを子どもたちと創った。その時ハウスの中にストーブを入れて窓の下に小さな小さなドアを取り付けた。ネズミさん専用のドアだ。ものがたりはここから始まったのだが、そういえば昔からそんなこと考えていたなあ(今もあるはずだ)。
でも、私はもっともっと先へ想像を進めてみたい。「森のこびとさん」の物語を、見えないものを観ることのできる子どもたちといっしょに。
そんなわけで、今回はえほんの森開催三年目にしてまたまたこれからの森との親しみ方をぐーんと広げるヒント満載のプログラムとなった。次回の来月7月21日(土)22日(日)は1泊2日の親子お泊り型のえほんの森になるので、乞うご期待。

おとなバージョンはないか?って、いやいやあるんです。7月7日(土)に「北欧NIGHT2」というテント泊で食事も作って、こっそりおとなだけで、ムーミン一家みたいにみんなで一夜を楽しむ催しやりますよ。
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