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バックミラー越し

昨日は循環の森サマースクール入門編の最終日。その前日は子どもたちはほぼ一日中森の中で過ごした。森の中に小屋を造ったり、お店を設けたり、パーティーの準備に取りかかったり。みんな大忙しいだ。
とっぷりと日が暮れた頃、もうすっかり暗くなった森の中に点在するキャンドルの灯火をたよりに奥の会場へ。

葉っぱや枝で飾った小屋の中には、どこから見つけて来たのかミラーボールが光りながら回転している。もちろん電源は太陽光パネルに貯めたもの。子どもたちはクラブのようにしたかったのだろう。子どもDJが居て、子どもたちがスタッフと激しく踊っている。
私が大好きだったのは、ちょっと離れたお隣のお店。「森のタバコ屋さん」だ。トクサを一本一本タバコサイズにして売っている。子ども貨幣と交換で一本くださいと分けてもらう。女の子も気に入って、口にくわえてスパスパ。なんだか能天気でいい。子どもたちの間では帰るまで森のたばこが大流行。両ポケットいっぱいにふむらませてトクサを押し込む子も。新幹線の中で隣のおとなにあげるんだ、と夢想している子も。

最終日は思い思いに森の中でたっぷりと遊んだ。ブランコするもの、昨夜の名残かクラブにたむろするもの、笹舟するものあり。
お昼ご飯もそこそこに、私は講演があるので先に行くからね、とお別れを先に言ったら、何人か子どもたちが飛びついて来た。また来るよ、楽しかった、まだ居たい、やっとこれまで時間をともに過ごしていっしょに居るのが楽しくなったのだろうか。小学校低学年中学年の子たちが初めて3日間もお泊りをしているのだから、本当によく最後までがんばったものだと思う。
ランチはなおくんが腕に選りをかけたスパゲッテイとカレーチーズドリア、サラダ、そして手打ち海鮮パスタの実演ふるまい。美味しい。

昼食を中座して車のところまで道路に出ようとしたその時、ばらばらと子どもたちが見送りに来てくれた。思わず男の子も女の子もひとりひとり抱きしめてしまった。最後に子どもと気持ちがつながるのはうれしい。おんちゃんごめーん、俺生パスタなくなるから行くよと言って走って戻る子も…。私より食い気かあとあきれながらその正直さが子どもだとも思う。
車を発進させると走り出して見送ってくれた子も。まっすぐに続く道の真ん中に手を降り続ける子たちに私も負けずに手を振る。バックミラー越しにぐんぐん小さくなる子どもたちを見るのもいいものだ。(いつもは私が見送る側なのだけれど)

岩手地区副校長会の講演を沼宮内駅ビルでやっていると、後から鉄道で家に帰る子どもたちが後ろのドアをそっと開けて私に手を振ってくれた。その場に居合わせた先生方はどう思ったのだろうか。

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