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コンポストトイレの話

森と風のがっこうの特色は何ですか?と問われれば、コンポストトイレと答えることが多い。開校以来ずっとそうだ。
水を流さない。用を足した後、代わりにおがくずを上からそっとかけるだけだ。汲み取ったうんちやおしっこはバイオガスの手作り装置に投入だ。
私たちの食べた後の落としもの(牛糞と混ぜるのだが)から生まれるメタンガスでしぼりたてのミルクを温めていただく「う・ん・ココア」は格別!なお味なのだ。派生した木酢駅は畑に蒔けばよい。何も無駄がない。
子どもからおとなまで誰もが「循環とつながり」を誰もが感じられる、生きた教材になっている。

先日、アーティストの小池さんと話していて被災地の話になった。自然エネルギーがこれから大切なことは誰もが言うけれど、うんちやおしっこをどうするのかを語ろうとする人はいないねということに話が及んだ。
私の知り合いの外国人で震災直後、コンポストトイレを車に積んで岩手目指して駆けつけたひとが居たが、それ以外に聞いたことがない。当時、下水道が破壊されていて用足しに困った方も多いはずだが…。
やはり匂わないことが、戦後日本人の近代的な暮らしの基本という考え方が世の中に広く覆い尽くしたからなのかもしれない。
でも、わずか数十年前には、農家では人糞は金肥と言われ大切に扱われていたはずだ。夜に金肥どろぼうに肥溜めが空になるほどそっくり盗まれたなんて話は今でもおじいちゃんやおばあちゃんから聞くことができる。江戸時代の昔話なんかではない。

コンポストトイレは肥溜めとは違って実はほとんど匂わない。アジア、アフリカ各地でも活躍している。なのに日本では糞尿を水で流さないと言っただけで、えー!と訝しがられてしまう。理由は明白だ。コンポストトイレを使ってみたことがない。見たことがないからだ。
だから、森風のコンポストトイレはこれからも森と風のがっこうの重要な仕組みとしてまだまだ世の中に知ってもらう社会的な役割があるのだと思う。

がんばれ!森風コンポストトイレ!
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