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オータムスクールの夜に

10月7日。オータムスクール二日目。
今日は朝からずっと森の中で子どもたちと過ごした。
火を焚いて、管理はすべて子どもたちに委ねた。消さないように、火が強くなりすぎないように、自分たちで工夫するのだ。影絵で上演するものがたりを、グループごとに考えてもらう。ひとりひとりミニスクリーンを張ったランタンを枝を組み合わせて作る。あとで自分の作る影絵を入れれば、自分が持って帰った後も遊べるという。今回の講師は小池雅久さん。

遊ぶようにまなび、まなぶように遊ぶ。遊ぶこととまなぶことは本当はいっしょなんだ。と朝から子どもたちの前で強調した。真剣にとことん遊ばないとまなびは見えてこないと伝えたかったからだ。集中と解放。だからめいっぱいでやろうぜ、と。疲れたら、ばたっと夜寝る。そこまで遊べるといいなあ。
私の思惑とは別に(そう、関係なく)、子どもたちは一日中森の中でよく影絵のものがたりを作り、演じた。ときおり、飽きるとよく遊んだ。火いじりして栗を煮て食べる子たちは、もう火に魅入られたかのようにその場を離れない。木の間に張ったネットやブランコにひたすら興じる子も。でもその合間に、ちゃんと影絵を作っている。
その模様を眺めながら、珍しくデジカメ撮影をしていたら、ファインダーから目が離せなくなった。焚火から立ち上る煙と上から時折り差し込む光のストライプに浮かび上がる子どもたちの感じが、刻々と変化していく。神々しいと言うとおおげさに聞こえるかもしれないけど、生き生きと自由な子どもたちの姿が私にはとても新鮮なものに感じたことだけは確かだ。それぞれがそれぞれに生きている!子どもが子どもを生きている。その瞬間に出会えることは喜びだ。
ひとつにはなかなか揃わなかった子どもたちが、本番が近づくにつれて、しだいにいっしょに気持ちが揃いだしていく。夕方から夜の闇があたりをすっかり包んでしまうまでの時間を誰もが全身で感じながら練習は進む。

そして夜。闇の中に子どもたちが自作したミニシアターやキャンドルがまたたく。森全体が明滅する無数の光の点に彩られていた。枝を組み合わせた森のスクリーンで、子どもたちはそれぞれに創作した影絵の物語を聞かせてくれた。森から出てくると満天の星が輝いていた。少し寒いけれど、今夜は美しい夜だ。

ひとりひとりの影絵のキャラクターを説明してほしいと思った。どんな性格なの?特技ってある?とか根掘り葉掘り聞いてみたい。でもそれは明日にしよう。
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