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スコーレの原義

昨日は盛岡スコーレ高校で全教職員対象に講演して来た。入試テストがないことや、パンやジャムなど生徒の手作り商品がお店に出荷されていたり、総合学科という単位履修制の岩手県内ではとてもユニークな教育を取り入れている私立の学校なので、以前から一度訪問させてもらいたいと思っていたことが今回やっと実現できる。
スコーレの意味はギリシャ語から取ったという。「学びながら遊び、遊びの中から学ぶ」と校長先生が話してくれた。なるほど。森風で私がいつも話すこととこれはまったく同じではないか。私はギリシャ語の原義を知らずに同じ言葉を使っていた!ことに本気で驚いた。ええーっ!そんなーという感じ。だって、子どもたちと過ごしていてそうとしか言えないとずっと感じていたからだ。スコーレには遊び、余暇の意味があるそうだ。これはギリシャ人の歴史を学ばないといけないかもしれない…。
私はかつて訪問したデンマークのフォルケホイスコーレ(生の学校)に影響を受けたのだが。これなら私の思ったままに話をしても聴いていただけそうだ(というかいつも私は遠慮なく思うままを話すしかできないのだが)。講演は加熱気味。まだるっこしくて椅子に座って話していられない。つい立ち上がって前のめりになってしまう。選択すること、未来をイメージすることがどんなにそれぞれの子どもにとって大切なことなのかを森風の事例を用いながら話させてもらった。生活からのまなびがどれほど大切なのかはこの学校の方向性とほとんど変わらない。聴いていた先生方は果たしてどう感じただろうか。

講演後、校舎内を案内してもらった。玄関を入るとすぐにガラス張りの明るい大きな部屋が目に入る。中心にあるここが食堂。週三回は生徒と先生がここでいっしょに昼食をいただくのだそうだ。
ホームスパンの機織り機がたくさん並ぶ教室や美術室、調理室の脇に専門教科の先生方の控え室がそれぞれにある。生徒が部屋をノックしやすい雰囲気がした。
別れ際に、選択がすべて、それがなければ学校生活が始まらないと述べてくれた校長先生の言葉が印象的だった。自由でありたい、主体的に生きることを希求する子どもたちにとって、受験知識詰め込み型の学校とは一線を画した貴重な学校だと思う。船山元校長、横田校長、鈴木先生、そして高原先生、ありがとうございました。
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