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被災地の児童館の大切さ

 沿岸の被災地を訪ねて来た。児童館も今回の地震の影響でいまだ休館中のままだ。役場職員が救援活動で走り回っている緊急非常な時に、子どもと遊ぶ場を開いていいのかというおとなの声が出ていると訪問した児童館職員の方が涙ぐみながら話してくれた。おとなでさえ感情が不安定になっている被災地で、子どもたちはおとなたちの不安を無防備なまま痛いくらいに全身で感じ取っている。大好きなテレビゲームも、おやつのお菓子も、くつろげる家もないままに。
 避難所でたくさんのおとなといっしょに不自由な生活を強いられている子どもたちがいるのに、無理解もはなはだしい話だと思う。児童館は子どもたちの遊びの場であり、友達との出会いの場であり、心の憩いの場でもある。つまりなくてはならない生活の場そのものだ。
 今大切なことは、子どもが子どものまま居られる生活時間と安らぎの場を確保することだ。児童館がなぜ戦後日本で生まれたのかを考えて欲しい。戦災孤児が社会現象化していた都会で健全な子どもの心とからだの発達には遊びが必要という認識から生まれたのがそもそもの児童館の始まりなのだ。
 児童館でも地区公民館でも空き地でも学校の空き教室でもどこでもいい。おとなの場とは別に隔離された、子どもが子どもの時間を生きることを保証する遊びの場を開くための支援に、岩手県は至急立ち上がってほしい。それに応じるNPOやボランティアは県内にも全国にもたくさんいるはずだ。

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