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久慈の森から六ヶ所村を巡る旅

森風が開校して以来ずっとお世話になっている方の依頼で、久慈ロータリークラブの「紲の森」に招かれる。すでに何年もかけて手を入れてきた里山は、住宅街から入ってすぐとは思えないほどの至便な場所。気持ちのよい栗林の脇には、あずまやもある。わさび田や水場があって、畑や杏の木もたくさん植えられてる。山道を登れば海が見える。
この森の中に板を渡した即席ベンチに座ったみなさんを前に、うららかな午後の陽の降り注ぐ中で、野外講演をさせていただいた。
私も即興で隣でお弁当を食べているスタッフのそうちゃんに、いっしょにやるぞ!ついて来いよ、と目配せして、宮澤賢治の童話「狼森と笊森、盗人森」の場面を大声で森に向かって叫んだ。「ここに畑起こしてもいいかあ」と。四方の山に私の声が吸い込まれてこだまする。そんなところから突然話を始めた。なぜ、里山整備が必要なのかというタイトルで。

この森で、森のようちえんをやればいいなあ、とか、ハンモックカフェがあったらいいよなあ、とかアイデアが幾つも湧いてくる。葛巻町の隣のまちにこんな市民の森が市民の自力で整備されていることを目の当たりにしてその取り組みに感動した。これからもいろいろと協力できたらいいと思いますと話を結んだ。紲の森には今回の災害の慰霊の碑を設けたいという。私も同感だ。森はいのちを育むところなのだから。何かお手伝いできたらうれしいと心から思える場所だった。

久慈から車を飛ばして北上。再処理工場のある青森県六ヶ所村へ。ここを訪問するのは実に17年ぶりのこと。花とハーブの里のある菊川慶子さん(映画六ヶ所村ラブソディーに登場されている方)と初めてお目にかかることができた。松下竜一さんのことや、震災後のことなど、自然エネルギーやカフェのことをぽつぽつとお話を交わせたのはラッキイだった。牛小屋を改装した宿泊所に友人たちと泊まり、みんなで夕食を作る。庭のコンフリーの葉っぱにパン粉をまぶしてフリッターのようにこんがり油で揚げたカツ?は意外にも美味しい。
里のスタッフのご家族と菊川さんもみんなでわいわい夕食。なんだか森風といっしょな感じ。翌日は畑でぎしぎしの根っこ堀りをしてから、しあわせな気持ちで原燃PRセンター見学へ。ここでは見なければ、触れてみなければわからないことが多々あった。ハコモノを変えられる!本を書いた私には衝撃に近いハコモノだった。松田勇作風に言えば、なんじゃこれはという感じ。しゃれやユーモアでくるむこともできない。何でそうなのかを語るのはまた今度(アトミックカフェで、かな)。これは六ヶ所村ツアーをやって、ぜひとも多くの方々に見てもらいたいと思った。行かなければわからないことがあるのだ。
翌日、子どもオープンデーがあるので後ろ髪を引かれながら帰宅。ドライバーを引き受けてくれたそうちゃん、ありがとう。

追記
翌々日、青森市へ。以前から見たかった映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を見る。お目にかかったばかりの菊川さんと森風ではお馴染みの武内賢二さんの対談がセットされていたからだ。自然エネルギーを語るお二人の話はとても素敵なものだった。映画も、祝島漁民の身の丈の生活から発せられることばの生命力と国や行政、電力会社の公聴機能を欠いた閉鎖性、スウェーデンのエネルギー自給の取り組みをバランスよく描いた秀作。いつか森と風のがっこうで上映をしようと思う。
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